システム農学会2010年度秋季大会案内
日程
11月6日(土) 13:30〜  シンポジウム・交流会
11月7日(日) 9:30〜  一般研究発表会 ⇒発表プログラム掲載中
会場

関西学院大学 上が原キャンパスB号館
〒662-0891 兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155
交通アクセス ⇒キャンパスマップ
▽JR大阪、三ノ宮駅より神戸線快速で西宮(西ノ宮)駅下車・阪急バス(甲東園行)で「関西学院前」下車(約15分)
▽阪急梅田、三宮駅より神戸線・今津線(宝塚行)で仁川駅下車徒歩(12分)または甲東園駅下車徒歩(12分)かバス

参加費
無料(資料代実費)
シンポジウム「気候変動と食料生産の脆弱性」
  先進国では人口が減少しているが、発展途上国では人口が増加し、地球全体としてみれば人口は増加傾向にある。川島(2009)によると、穀物生産量の伸びが人口増加を上回ってきたことが、世界全体の食料供給量において、重要な働きを果たしてきた。また、インド・中国などの巨大な人口を抱える国々の経済発展が著しい。一般に、経済が発展するのに伴い、動物性タンパク質の需要も増加していく。1950年には世界全体で4,400万トンの肉の消費量が、2009年には、約6倍の28,000万トンに増加している。家畜の飼料としてダイズも使われているため、動物性タンパク質の生産はダイズの生産に大きく依存している。3,000年前にはダイズは中国で栽培され、北米大陸に1765年にもたらされた。米国のダイズの作付面積は、コムギの作付面積を上回っている。1970年までは、米国は、世界全体のダイズ生産量の3分の2を占め、世界全体の貿易量の大半を占めていた。近年では、ブラジルのアマゾン地域で非常な勢いでダイズの栽培が広まっており、アマゾン地域の熱帯雨林が侵食されている。日本はダイズ輸入国であり年間500万トン近くを輸入してきた。中国におけるダイズ消費量は、2009年以前は約1,300万トンであったが、2009年にはその消費量は5,500万トンとなり、うち4,100万トンを輸入に依存している。
  一方、気候変動に伴って、世界の異常気象の発生頻度も高まる傾向にある。アジアやアフリカの伝統的な農業に依存している地域のみならず、世界の商業的農業地域でも、微妙な環境バランスの上で農業が行われている地域は少なくない。そこで、本シンポジウムでは、人口増加が続くアフリカや、多くの人口を抱えたアジアを中心に、気候変動と食料生産から適応策、フード・システム、エネルギーまで幅広く話題を提供し、地球環境問題を考える上で一助となれば幸いである。
講演プログラム(仮題)
Climate Agriculture Impacts Forecast Agriculture(CAIFA)を考える 松村寛一郎(関西学院大学)
お茶の話(お茶から見た気候変動,経済史,フードシステム)
寺本益英(関西学院大学)
「自給できない」地域とどう関わるか
−西アフリカ・サヘル地域の生業と砂漠化対処から−
田中 樹(京都大学)
インドネシアの食料生産変動と気象要因 内田 諭(国際農林水産業研究センター)
インドの食料とエネルギー 川島博之(東京大学)

一般研究発表会 <発表プログラムはこちら

発表申込締切:10月7日(木)
研究発表申込票をダウンロードし、必要事項を入力してメール添付でお送りください。
■システム農学会優秀発表賞(北村賞)への応募を希望する場合は、申込票の該当欄に記入してください。対象は35歳未満(2011年3月末時点)の会員です。
■発表課題の「システム農学」誌への投稿を希望する場合は、申込票の該当欄に記入してください。論文投稿、審査は以下の要領によります。
▽発表論文は大会当日あるいは大会後1週間以内に編集委員会宛に提出する。
▽口頭発表とそれに対する質疑応答を発表論文の予備審査とする。
▽予備審査は座長と依頼された若干名の会員が行う。
▽発表論文の査読員数は通常の投稿論文に準拠する。

講演要旨提出締切:10月11日(月)
講演要旨テンプレートを利用して作成し、メール添付でお送りください。

発表申込・講演要旨提出先
岡本勝男(農業環境技術研究所) Email: kokamoto@affrc.go.jp

大会実行委員会
委員長:松村寛一郎(関西学院大学) Email: any85636@kwansei.ac.jp
事務局:関西学院大学総合政策学部 松村寛一郎研究室
宿泊案内
上が原キャンパス内宿泊施設(4名1部屋 素泊まり2,500円)が利用可能です。利用希望者は、上記実行委員長まで連絡してください。