システム農学会1999年度春季大会のご案内


 Updated 17/05/99
総会日程が変更になりました(27日→28日
一般講演発表会プログラムができました


1999年度春季大会(シンポジウム,総会,一般講演発表会)が,以下のとおり開催されます。
会員・非会員を問わずご自由にご参加いただけますので,お誘い合わせのうえぜひお越しください。
 
 

大会日程
5月27日(木)
10:00 - 17:00シンポジウム
17:15 - 19:00懇 親 会
5月28日(金)
10:00 - 14:30一般講演発表会
13:00 - 13:30総   会
会 場・アクセス
農業環境技術研究所
〒305-8604 つくば市観音台3-1-1
Tel:0298-38-8219
http://ss.niaes.affrc.go.jp
▽JR常磐線牛久駅西口より関東鉄道バス(筑波大学中央/谷田部車庫/
 筑波大学病院/蚕糸・昆虫農業技術研究所行)15分 農環研前下車
▽JR東京駅八重洲口より常磐高速バス(筑波山行) 農林団地中央下車

常磐高速バス ニューつくばね号(東京駅〜筑波山)時刻表

東京駅八重洲南口
715
905
1105
1250
1445
1635
1835
2020
農林団地中央
813
1003
1203
1348
1543
1733
1933
2118
農林団地中央
626
821
1036
1236
1431
1616
1801
1951
東京駅八重洲南口
820
1015
1230
1430
1615
1800
1945
2135


シンポジウム「21世紀のアジアの食糧需給と農業環境の行方」

 
日 時
 1999年5月27日(木)10:00〜17:00
会 場
 農業環境技術研究所大会議室
主 催
 システム農学会・農業環境技術研究所
シンポジウムの趣旨
膨大な人口を抱えるアジア各国における食糧需給は,21世紀の世界の食糧需給の大きな変動要因である。地球温暖化シナリオに基づく農業生産力の変動の予測と各国における政治・経済発展の過程を考慮すると,アジアにおける食糧需給についていくつかの想定ができる。一方では,非常に危機的な飢餓と貧困の21世紀の状況が予想される。他方では,現状と変わりのない余裕のある食糧需給を予想する向きもある。そこで,現在我々の持っている情報の確からしさを検証しながら,シナリオの仮定の妥当性,論証の方法,結果の解釈について検討を行うことによって問題点を明らかにしたい。神の見えざる手によって導かれると言う「市場」の原理は機能し続けるのか,食糧の国家戦略は市場と対抗することができるのだろうか。広く多面的な視点から検討,意見交換を行い,あわせて今後さらに研究すべき問題点等を明らかにする。
演題・講演者
10:10-10:55アジアの食糧需給と環境問題の解明に必要なこと西尾道徳(農業環境技術研究所所長)
10:55-11:40リモートセンシングによる農業生産力の情報収集能力小川茂男(農業環境技術研究所)
11:40-12:25気候変動シナリオからみたアジアの農業生産力変動岡本勝男(農業環境技術研究所)
12:25-13:30昼食 
13:30-14:15食糧需給モデルと食糧需給の国家戦略川島博之(東京大学)
14:15-15:00中国の食糧需給と環境問題白石和良(農業総合研究所)
15:20-15:50コメント嘉田良平(京都大学)
15:50-17:00総合討論座長 秋山 侃(岐阜大学)


一般講演発表

 
日 時
 1999年5月28日(金)10:00〜14:30
会 場
 農業環境技術研究所大会議室
演題・講演者
110:00-10:20クローン技術を用いた肉牛育種システムの検討古川 力・石井和雄(畜産試験場)・佐藤正寛・武田尚人(農業生物資源研究所)
210:20-10:40パワスペクトル面によるブロッコリー蕾評価のためのニューラルネットワークモデル生出真里・二宮正士(農業研究センター)・加々美勉・赤松豊和(サカタのタネ(株))
310:40-11:00モーバイル・インターネット対応型地理情報システムとその農業分野への応用の可能性について山田康晴(国際農林水産業研究センター)・歌代和男・マーク・W・コーバー(アルケメデア(株))
411:00-11:20東北タイコンケン県における農業活動に関する窒素循環松本成夫(国際農林水産業研究センター)・KobkietPaisancharoen(タイ農業協同組合省)・Vidhaya Trelo-ges(コンケン大学)
511:20-11:40Are legume cover crop based rotations sustainable?: N dynamics estimated by CERES modelsHiroshi Hasegawa (Tohoku Nat Agr Exp Sta)・R.Ford Enison (UC Davis)
611:40-12:00中山間地の土地利用解析ー近畿地方を対象として孫 暁萌・酒井徹朗(京都大学)
712:00-12:20多時期衛星データによる陰日向のある森林の区分と土地被覆の経年変化の検出魏 永芬・秋山 侃(岐阜大学)
 12:20-13:30昼 食・システム農学会総会 
813:30-13:50新旧気候変化シナリオによる我が国の穀物生産への温暖化影響の比較清野 豁(農業環境技術研究所)
913:50-14:10地理情報システム(GIS)を利用した流域の土壌浸食量の推定松森堅治・今川俊明・谷山一郎(農業環境技術研究所)・大倉利明(国際協力事業団)・CristyPerlado・Rodelio Carating・Mario Vinluan(フィリピン農業省)
1014:10-14:30アメダスデータを用いたイネ葉いもち病初発日推定法の評価宮川三郎(農業環境技術研究所


問い合わせ先

 
システム農学会企画委員会大会事務局
 〒606-8502 京都市左京区北白川追分町
 京都大学大学院農学研究科
 生物資源経済学専攻 柏 久
 Tel: 075-753-6209 Fax: 075-771-9594
 Email: kashiwa@kais.kyoto-u.ac.jp
〒305-8604つくば市観音台3-1-1
農業環境技術研究所
環境管理部計測情報科 宮川三郎
Tel:0298-38-8219 Fax:0298-38-8199
Email: miyagawa@niaes.affrc.go.jp