システム農学会創立十周年記念出版

新たな時代の食料生産システム −低投入・持続可能な農業に向けて−

(システム農学会編/農林統計協会発行)

システム農学会では,発足十周年を記念して「新たな時代の食料生産システム−低投入・持続可能な農業に向けて−」を1996年に刊行しました。 下の目次のように,21世紀に向けた,新たな食糧生産システムを考えるうえで欠くべからざる情報がたくさん織り込まれています。低投入・持続型農業にご興味をお持ちの研究者や学生,農業普及関係従事者の方々には必読の書です。
「新たな時代の食料生産システム」構成と執筆者

序(川井一之)

まえがき(北村貞太郎)

第1部 低投入・持続型農業の目指すもの
 第1章 低投入・持続型農業、なぜ必要か?可能か?(塩見正衞)
 第2章 歴史的、生態学的視点に立った日本型農業システム(宇田川武俊)
 第3章 稲作における持続的・低投入型農業(関矢信一郎)
 第4章 海外における持続型農業の試み(秋山 侃)

第2部 物質循環からみた持続型農業
 第5章 炭素循環からみた畑地および水田生態系の持続性(小泉 博)
 第6章 地域における有機物と窒素の管理(松本成夫)
 第7章 家畜排泄物の管理と環境保全型農業(築城幹典)

第3部 持続可能な農業のための手法
 第8章 持続型農業における水利(長谷川周一)
 第9章 作付体系の効果(山田 盾)
 第10章 雑草の管理制御技術(芝山秀次郎)
 第11章 土壌病害の総合的防除(駒田 旦)
 第12章 害虫管理のための総合防除(矢野栄二)
 第13章 天敵微生物を利用した害虫防除(岩花秀典)

第4部 持続型農業のための予測システム
 第14章 農業生産の予測システム(築城幹典)
 第15章 持続的林畜複合生産方式としての草地林地輪換システム(大久保忠旦)

あとがき(木谷 収)
 

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