システム農学会2012年度秋季大会について |
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日程 |
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会場 |
11月2日(金) 13:30〜
■シンポジウム
■交流会
11月3日(土) 9:30〜
■一般研究発表会
■優秀発表賞表彰式
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信州大学農学部南箕輪キャンパス
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/agriculture/maps.html
■長野県上伊那郡南箕輪村8304
■会場案内図 (PDF)
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問い合わせ先(大会実行委員会) |
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参加費 |
大会実行委員長
信州大学農学部 星川 和俊
ahoshik@shinshu-u.ac.jp
大会幹事
信州大学農学部 渡邉 修
wtnabe@shinshu-u.ac.jp |
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無料
(会員・非会員・学生とも)
要旨集代1000円
交流会費(当日会費制)
※会場周辺は昼食を取る場所が限られていますので、3日の昼食時に弁当(700円程度)を準備いたします。希望者は、大会前日(11月1日)までに、大会幹事宛にメールにて氏名(所属)、個数を明記の上、ご連絡下さい。 |
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システム農学会2012年度秋季シンポジウム
「GIS高度利用による地域資源・動物行動解析の接点と融合」 |
近年、各地においてサル、シカ、クマなどが人里に出没、人間社会との間での軋轢が多発し、野生動物の適切な被害対策の実践と保護管理手法の構築が緊要な課題となっています。とくに、長野県では野生動物の生息地を背後に控えた里山・里地が広がり、そこでは農林業の衰退や過疎化に伴って、土地利用の放棄や荒廃が進み、野生動物が出現しやすい状況です。今後、野生動物からの農林業被害の軽減や保護管理を進めていくに当たって、山岳地域から里山・里地に広がる森林、農地、農村を含む地域空間から見た解析と検討が極めて重要です。
ところで、野生動物の行動調査においては、行動把握のためのテレメトリー、
GPS技術の急速な普及と技術発展に伴い、野生動物の行動情報が多量に蓄積され
るようになり、多様な生態行動も明らかになってきています。さらに、従来から
のリモートセンシングや地理情報システムなどの空間情報解析技術の普及・利用
拡大も急速で、様々な精細空間情報の獲得が比較的簡単な状況です。この結果、
野生動物の行動情報と地形、植生、土地利用などの地域空間情報の結合も容易と
なり、地域資源と動物行動情報の接点抽出、行動把握ための地域情報との相互関
連分析、さらには行動予測のための情報の融合・統合を進める高度な空間解析が
求められています。
本シンポジウムは、地域の動植物の資源管理を対象として、しかも地理空間的
な解析技術を駆使する研究者の多いシステム農学分野での最適な課題と考え、
「GIS高度利用による地域資源・動物行動解析の接点と融合」を提案しました。
ここでは、動物生態学、林学、雑草学、畜産学の立場からの研究者の皆様と自治
体で地域資源・動物管理に携わっておられます専門家から見た、「GIS高度利用
による地域資源・動物行動解析の接点と融合」への現状と課題について、できる
限り実際の情報に基づいて、検討・考察をお願いしたいと考えています。総合討
論では、講演者の話題に基づき、学際的・システム的な観点から、“地域資源・
動物行動解析の統合”への意見交換と幅広い論議が展開されることを願っており
ます。 |
プログラム |
13:30 |
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杉本隆重(東京農業大学国際食料情報学部) |
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星川和俊(信州大学農学部) |
13:40 |
基調講演 野生動物の行動実態と獣害対策の実践と課題 |
泉山茂之(信州大学農学部) |
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ニホンジカ個体数の変化と森林環境との関係 |
小山泰弘(長野県林務部) |
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鹿の行動と植生情報の可視化 |
渡邉 修(信州大学農学部) |
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草資源と家畜行動から見た放牧管理 |
川村健介(広島大学国際協力研究科) |
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野生動物の保護管理計画 |
岸元良輔(長野県環境保全研究所) |
16:20 |
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17:40 |
交流会 |
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システム農学会2012年度秋季一般研究発表会 |
■発表プログラム
■発表申込(課題登録)締切 10月9日(火)
■講演要旨提出締切 10月14日(日)
■発表申込・要旨提出先:大会事務局 jass_c@ml.affrc.go.jp
■メールの件名に「システム農学会発表申込/講演要旨」と記載してください。
■発表者は会員(会費納入済み)であることが必要です。入会案内はこちらをご覧ください。
■システム農学会優秀発表賞(北村賞)の審査・表彰をおこないます。応募される方は課題登録時に年齢を明記のうえ申し込んでください。
■発表申込および講演要旨は,下記の申込票ならびに書式テンプレートを利用してください。
■発表論文の受付について
口頭発表と同一テーマ・内容とする投稿原稿については「発表論文」
として投稿を受け付けます。「発表論文」としての投稿を希望する場合
には、申込票の当該欄に記入して下さい。「発表論文」の概要は下の通
りです(詳細は「発表論文審査要領」をご覧下さい)。
▽発表論文の提出期限は口頭発表後2週間以内(土日・祝日に当該する
場合は休み明けの初日)とする(期限を超過した場合は通常の投稿原稿
として受付)。
▽投稿区分は「研究論文」「技術論文」とする。
▽審査
基準等は通常の投稿論文と同一とし、提出された原稿に対して審査を行
う(発表内容は原稿採否の判断には用いない)。
▽初回の査読期間を2週間(通常は1ヶ月)として審査する(3人目以降の査読者ならびに2回目以降の査読期間は通常の投稿原稿と同一)。
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